最新版 All in One SEO Pack 図解で設定 1/3
WordPress を使うなら、初心者にとって必須のプラグインの一つが「All in One SEO Pack 」です。日々アップデートされ続けてますので、設定を見直してみては・・・・。設定画面が日本語化されていますので、安心です。
2017年6月時点では、WordPressからの検索にはヒットしなくなっていました。WordPress公式サイトのプラグインページからダウンロードして、インストールします。
有効化が終了しましたら、設定をしましょう。
まずは、画像通りに設定していただいて、問題ありません。その後、好みに合わせて変更して下さい。
All in One SEO Packの設定
一般設定
サイト全体のSEOに関わる設定です。以下の画像の通りに設定してください。
◆Canonical URL
Canonical(カノニカル) とは、URLの正規化を意味し、この項目をチェックをしておくことにより、自動でcanonicalタグを挿入してくれます。
URLが異なる重複コンテンがある場合、Googleの検索エンジンにマイナス評価やペナルティを受けてしまう可能性がありますので、必ずチェックしましょう。
◆ページネイションをCanonical URLsにしない
ページネイションとは、いわゆる「ページ送り」のことです。
長い記事を複数のページに分けたり、記事内に多数の項目がある場合に、いくつかのまとまりに分けたりするときに使われたりします。
◆元のタイトルを利用
「All in One SEO Pack」以外のテーマやプラグインでページタイトルを設定する場合は、「有効」にチェックが必要ですが、「All in One SEO Pack」でタイトルを設定する場合には、「無効」にチェックを行います。
◆Schema.org マークアップを使用
チェックすることで、schema.orgに準拠した構造化データを利用します。この構造化マークアップを利用する事により、検索エンジンにサイトの情報を伝えやすくなります。
ホームページ設定
ホームページ(ブログのトップページ)のタイトル、及びディスクリプションの設定ができます。
ここに設定した内容が、ブログのタイトルとして検索エンジンの検索結果に表示されることになります。
◆ホームタイトル
ブログのタイトルを入力します。
◆ホームディスクリプション
ブログのトップページ用のブログ概要になります。
WordPress管理画面の「設定」→「一般」→「キャッチフレーズ」ですでに設定されている場合は、「All in One SEO Pack」で設定した方が優先されます。
◆代わりに固定フロントページを利用する
タイトルとディスクリプションの設定を、トップページの設定から引用するという設定です。「All in One SEO Pack」で設定しているので「無効」にチェックします。
タイトル設定
検索結果に表示される各ページのタイトルについての設定です。この設定を有効にすると記事のタイトルのデフォルト形式を指定できます。
現在は、Googleなど検索エンジン側でタイトルを調整して検索結果に表示しているので、「無効」にしておきます。
◆タイトルを書き換える
「無効」に設定します。
◆タグと検索タイトルを大文字にする
タイトルを大文字に設定できる機能ですが、日本語を使う場合はどちらに設定してもほとんど影響がありません。
カスタム投稿タイプ設定
カスタム投稿タイプとは、「投稿」と「固定ページ」以外にカスタムした独自の投稿タイプを定義して利用するWordPressの機能のことです。
画像のように設定しておけば、いつカスタム投稿タイプを使いたくなっても大丈夫です。
◆カスタム投稿用のSEO
「有効」を選択します。
利用していなかったり、今後も利用する予定がない場合は、「無効」に設定しても良いです。
◆SEOを行う投稿タイプ
「投稿」、「固定ページ」にチェックします。
◆詳細設定を有効化
「無効」を選択します。
表示設定
「All in One SEO Pack」による設定メニューの表示・非表示や表示場所を設定します。
◆カスタム投稿タイプの列ラベルを表示
「投稿」、「固定ページ」をチェックします。
実際にどのように表示されるかは「投稿」や「固定ページ」の一覧を見ると一目瞭然です。
WordPressの左メニューから「投稿」や「固定ページ」の一覧画面を確認すると右に項目が追加されているはずです。
ウェブマスター認証
この設定では、検索エンジンに関わる分析ツールの認証が行えます。
GoogleのSearch ConsoleとBingのwebマスターツールという2つのツールの認証を行います。
Googlウェブマスターツール
GOOGLE SEARCH CONSOLEのcontent属性の値より
コピーした値を以下の箇所に貼り付けます。
貼り付けたら、画面下の「設定を更新」をクリックして、ここまでの設定を更新しましょう。
Bing Webマスターセンター
BING WEBマスターツールへのcontent属性の値をコピーした値を以下の箇所に貼り付けます。
貼り付けたら、画面下の「設定を更新」をクリックして、ここまでの設定を更新しましょう。
Google設定
この設定ではGoogle関連の設定ができます。ここで必須なのがGoogle Analyticsの設定です。
Google Analyticsへの登録と認証
Google設定の「GoogleアナリティクスID」にコピーした トラッキングID を貼り付けます。
トラッキングIDを入力した状態で「All in One SEO Pack」の設定を更新した時点から、Google AnalyticsとWordPressの連携が開始されます。
Noindex設定
noindexとは、検索エンジンにインデックスさせたくないページを設定する機能です。
これにより、投稿と固定ページ以外のページが検索結果に表示されなくなります。
詳細設定
詳細設定の画面です。設定項目は多いですが、実際に設定が必要な項目は2つです。利用しない機能は特に設定を変更する必要はありません。
◆ディスクリプションを自動生成
ディスクリプションとは、検索エンジンで検索した際にタイトルの下に表示されている説明文のことです。
この項目をチェックすることにより、記事本文からテキストを自動的に取得して、ディスクリプションのメタタグが生成されるようになります。
◆ページ区切り付きページの説明を削除
アーカイブや検索結果のページ、ページ送りが含まれる記事など、分割表示される2ページ目以降からディスクリプションのメタタグを削除します。チェックを入れることを推奨します。
キーワード設定
記事に設定したカテゴリーやタグのデータから、メタキーワードを自動生成できます。
しかし、現在のGoogleの検索エンジンは、メタキーワードを検索結果の順位付けの条件に使用していないため「無効」に設定しておきましょう。
ここまで設定したら、画面左下の「設定を更新」をクリックします。SEOの設定は以上で完了です。