Googleアドセンスの自動広告を設定したい

自動広告では、サイトのどの位置に広告を表示するかがオートで決定されます。サイトの広告の位置を指定する必要はなく、自動広告のコードをヘッダーに登録しておくだけで、後は広告が勝手にサイト内の適切な位置に表示される。

自動広告の表示場所は、機械学習によってサイト全体を分析し、最適な場所が選択されます。広告の位置は随時変更され、長く利用するほど配置の精度は向上し、収益も効率化される仕組みです。

自動広告は必ずしも万能ではない

この仕組みだけを見ると、自動広告はウェブ広告における最適解であり、ディスプレイ広告は必要ないようにも思えますが、自動広告は必ずしも万能ではありません。

自動広告の欠点としては、ブログのデザインを一切顧みない点が挙げられます。
自動広告は数字上の効率化だけを追求するため、見た目や使いやすさを無視した広告の配置になります。必ずしも理想的な広告とは言えない。

自動広告は表示される広告の形式は設定できる

自動広告は、広告の出現場所をコントールできませんが、表示される広告の形式は設定することができます。自動広告の5つの形式、「ページ内広告」「関連コンテンツ」「アンカー広告」「モバイル前面広告」のうち、比較的ユーザーの邪魔にならず、効果も大きい「ページ内広告」と「関連コンテンツ」のみを有効にし、残り2つは無効にしておくことをオススメします。

表示される広告の形式は設定

①Googleアドセンスの左メニューの「広告」から「サマリー」をクリック。
②「広告掲載の自動化」の画面が開くので、「コードを取得」をクリックします。

③Adsenseコードが表示されたら、「コードをコピー」をクリックして、クリップボードにコピーします。

④WordPressの管理画面を開く。左のメニューの「外観」から「テーマエディター」を開きます。

⑤右の「テーマファイル」の中から「テーマヘッダー」（header.php）を開きます。

⑥コードの中から「</head>」を探し出し、そのすぐ上に、クリップボードにコピーしたAdsenseコードを貼り付けます。

⑦「ファイルを保存」をクリックすると設定は完了です。

自動広告の一部の広告のみを有効にする

①Googleアドセンスの左メニューの「広告」から「サマリー」をクリックします。

②サイトの右端のペン型のアイコンをクリックすると自動広告の設定画面が表示されます。

③右側のメニューの「記事のフォーマット」で有効にする広告の種類を選択します。

※「ページ内広告」と「関連コンテンツ」のみ有効にします。それ以外の広告は無効にします。