Googleアドセンスの広告の種類について
Googleアドセンスでは広告の内容は、記事の内容や訪問者の履歴を元に自動的に決定されるため、管理者がやることは、広告の種類と配置場所を指定することだけです。サイトに掲載した広告が、訪問者にクリックされることで収益が発生するクリック成果型です。
Googleアドセンスには様々な形式の広告があり、また配置場所によっても収益は大きく変わってきます。適当な設定で運用すると、収益を取り逃すことになりかないため、広告の種類と配置については、ベストな設定を見つけ出す必要があります。
Googleアドセンスの広告は、大別すると「ディスプレイ広告」と「自動広告」の2種類です。
「自動広告」については下記へ
Googleアドセンスのディスプレイ広告を設定したい
ブログの構成を見ながら配置するため、ブログのデザインを壊さない広告の表示ができます。広告の効果については運用してみるまで不透明で、配置についても定石を踏襲するか、経験を参照するか、あるいは勘に頼るしかなく、最適な配置になっている保証が得られないところが難点です。
ディスプレイ広告を主力にしつつ、自動広告で補助的に運用し効果の高い形式に運用するやり方が多いです。
Googleアドセンスには「ディスプレイ広告」「インフィード広告」「記事内広告」「関連コンテンツ」「検索エンジン」の5種類の広告がありますが、このうち最もスタンダードなのが「ディスプレイ広告」です。
ディスプレイ広告には、「スクエア」「横長タイプ」「縦長タイプ」の3種類があります。
スクエア型のディスプレイ広告のコードを取得する
①Googleアドセンスにログインする。「広告」から「サマリー」を開きます。
②「新しい広告ユニットの作成」をから「ディスプレイ広告」をクリックします。
③左上の「広告ユニットの名前を入力」に、任意の名称を入力します。
④「広告サイズ」では「レスポンシブ」の選択を確認する。
⑤「作成」をクリックします。
⑥広告のコードが表示されます。
⑦「コードをコピー」をクリックして、クリップボードに保存します。
WordPressのヘッダーやサイドバーにディスプレイ広告を設定する
ディスプレイ広告のコードを取得したら、次は広告の設置場所の確保です。WordPressのブログで、ヘッダーやサイドバーにディスプレイ広告を表示させる場合は、「ウィジェット」を利用します。
ウィジェットの中の「カスタムHTML」にコードを設定すると、広告を独立したユニットとしてパーツ化し、ドラック&ドロップで好きな位置に配置できるようになります。
ウィジェットの「カスタムHTML」に広告コードを設定する
①WordPressの管理画面を開き、左のメニューから「外観」の「ウィジェット」を選択します。
②「カスタムHTML」をクリックして「ウィジェットを追加」をクリックしましょう。
③フッターやサイドバーの領域に「カスタムHTML」が追加されるので「タイトル」に任意の名前を入力します。
④「内容」の欄にクリップボードにコピーしたコードを貼り付けて「保存」をクリックします。
WordPressの記事の途中にディスプレイ広告を設定する
記事の途中に表示したいときは、ブロックエディタの「カスタムHTML」を利用します。ブロックのひとつにGoogleアドセンスのコードを設定することで、記事内の好きな場所にディスプレイ広告を配置できるようになります。
ブロックの位置はドラック&ドロップで移動できる。設置場所を後から変更することが容易です。
ブロックエディタに広告コードを設定する
①WordPressの管理画面から「投稿」の「新規作成」をクリックします。
②ブロックエディタで記事の作成画面が開きます。左上の「+」ボタンをクリックします。
③左側にブロック一覧が表示される。「カスタムHTML」のボタンをクリックします。
④「カスタムHTML」のブロックが本文中に追加されます。入力欄にクリップボードにコピーしたコードを貼り付けます。
Googleアドセンスのコードが記事内に挿入されます。あとは文章や画像など他の要素をブロックで作成して記事を公開します。